アーシングケーブル

ホームセンターで買ってきた“アーシングケーブル”を配線した。
HTE8SQ-LR 1188円
HTE15SQ-LR 1738円
上記の2種類を買った。すべてのケーブルを15sqにすればよりよくなったかもしれないが、1mあたりの価格の差が大きいのでなるべく使わない方向で…。

今回、配線したのは3か所
・ボディアース
・EPS
・セルモーター

まず、ボディーアースは純正でも太いケーブルが採用されているので15sqを選択
残りのEPS、セルに関しては細いのでいいやということで8sqのケーブルを選ん8sqを2m、15sqを50cmを買った。
端子はEPSとボディが6mm、バッテリーとセルが8mmの穴のモノを選んだ。
※結果的にセルはアーマチュアの端子でアースを取るとモーターが回らないことが判明したので8mmでは合わないので注意が必要である。


突貫工事なのでもう少し丁寧に配線すれば不要な長さを間引くことは可能。


アーシングによる効果の体感

結果的に言えることは“効果はない”ということ。
ホームセンターのHPでの紹介には「自動車用で、エンジンのパワーアップ等で使用するケーブルです。」などと書かれているが、こんなケーブルを足したくらいでパワーが上がるなら自動車メーカーが最初から採用しているだろうし、そもそも期待なんてしていない。
ただ、RX-8はもう20年も前の車なので純正のアースケーブルが劣化していてその性能が落ちていることは十分に考えられる。
アーシングケーブルを取り付けたことにより、セルの回りは確実によくなってエンジンの始動性もよくなったことは感じた。
EPSに関しては何とも言えない。すこし軽くなったような気もするがプラシーボの域を超えない感じもする。
体感できた効果もあったけども消耗品の交換によって本来の性能が回復したにすぎないので、アーシングチューンによる効果はないということにしておく。


バッテリー移設車両には有効

かもしれない。
EPSのアースポイントはなんだか頼りない細いフレーム部分にある。
純正バッテリー位置なら、そこにマイナスからの太いケーブルがつながれているけど移設した車ではわりと遠くに移動することになり、移動した位置からEPSのアースポイントまでは電気が流れにくそうな形になっている。(根拠はない)
なので、純正と同じ位置にアースを増やすことで本来の性能に近づくのではないかと思いますた。


手を出すなら覚悟が必要

今回のアーシングにかかった費用は15000円と恐ろしく高い…。
ケーブルと端子で5000円ほど、14sqをかしめる圧着工具が10000円ほど…
アーシングキット的なのを買えばもっと安く済むのだけれどケーブルの長さなんかもピッタリにしたければ圧着工具は必要不可欠!
対策品のセルモーターを買うよりは安いかもしれないけど…。


最後に

エンジンにももう一本つなごうかな…